【アニメ】アドラー心理学でニートを働かせる方法~アリとキリギリス~ 銀座新橋心療内科の動画

いつも見てくださって、ありがとうございます。

さて今回は、「アドラー心理学でニートを働かせる方法」という
テーマでアニメを作成してみました!

心理学のテクニックを用い、ニートのキリギリスを働かせるというお話です。

オープニング

むかーしむかし、ある所にアリとキリギリスがいました。
アリは冬に向けてせっせと働き、キリギリスは音楽を聴いてニート生活です。
そこでアリはキリギリスと話をしニートのキリギリスを働かせてみました。

キ「アリ君はえらいなぁ、冬に向けて今から貯蓄するなんて。僕はやる気が起きないやぁ」
ア「このままじゃキリギリス君、一文無しで冬をむかえなきゃいけないよ?いい加減ニートから卒業したらどうだい?」
キ「いやあ。僕はなかなか気分がのらなくてさぁ。それに君たち程頑張り屋でもないからさ」

ア「こまったな。こうしていたら、キリギリス君はずっと怠けて、冬を越せないぞ。よりここは‥・アドラー心理学の力で前向きにしてみよう!」

ア「ねえ、とりあえず、一緒にご飯を運ばないかい?これも頑張ればいい収入になるんだよ?」
キ「あーもうご飯運ぶのは力のあるアリ君じゃないとできない仕事だから僕には向いてないや。あー働けない働けない」

~原因なんかに意味はない~

アドラー心理学1
人は目的達成の為に原因を作る。今回は働きたくない目的の為に力がないという原因を使っている。

ア「なあ、キリギリスくん。ぼくよりも力があるじゃないか」
キ「そんなことないよ。」
ア「こないだも、花の蜜をとりにいこうよと誘えば」
キ『僕花粉症なんだよねぇ』
ア「といい、水汲みに行こうといったら」
キ『深爪が痛いから今日はできないんだよねー』
ア「といい、温かい羽毛集めにいこうといったら」
キ『朝の占いで最下位だったから外出できないんだよねー』
ア「なんて…君は働きたくない為に原因を作っているだけではないか!」
キ「う・・・うう・・」

ア「キリギリス君?」
キ「うう・・・えーーん!つらいよー!」

~感情にも目的がある~

アドラー心理学2
「悲しむ」や「怒る」にも目的があり、その目的の為に感情を使っている。今回は働きたくないという「目的」にむかって「悲しむ」という感情を使っている

ア「君は、本当の所、働きたくないだけなんじゃないかい」
キ「うう!」
キ「ち、ちがうんだ!本当に外に出るのが辛くて辛くて」
ア「音楽を聴くためにはすぐに外にでるくせにー!」
キ「うう!」
ア「いいかい、本当は何をしたいんだい?わざわざ働く僕らを見に来て。一度目的を見つめなおしてごらん」

~目的のためにどう使うか~

アドラー心理学3
原因をどう使うかは個人次第で、大切なのは本当にやりたい『目的』を見つめなおすこと

キ「そ、そうだった」
ア「キリギリス君?」
キ「たしかに僕は働きたくない目的の為にいろいろな原因を作って、人のせいにしていた…毎日頑張って働くアリさんがうらやましかったんだ!」
ア「よ、ようやくわかったのかい!キリギリス君!」
キ「うん!僕も冬を越して生きる目的があるから、頑張らなきゃ!」
ア「そうだ!その通りだ!」

こうしてキリギリス君は前向きになり、冬を越すために動きだすのでした。
めでたしめでたし

コチラの動画は、下記をご覧ください。