誰でも「今日から」変われる、たった一つの方法。~横浜心療内科コラム

こんにちは、ゆうきゆうです。
もっと違った自分になりたい。
できない自分からできる自分へ変わりたい。
そう思う方はたくさんいらっしゃると思います。
今回は心理学的にどんな方法を試すのが一番効果的か、お話させていただきます。
ここで、日本で有名なコンサルタントの大前研一さんの言葉をご紹介します。
人間が変わる方法は三つしかない。
一番目は時間配分を変えること
二番目は住む場所を変えること
三番目は付き合う人を変えること
そして最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ。
自分自身、結構前にこのお話を聞いたのですが、かなりインパクトがありいまだに覚えています。
俺は明日から変わる!
俺は決めた!
私は変わるぞ!
このような宣言やセリフはよくありますが、大前さんに言わせると、これらのように「頭の中で考える」だけでは全く無意味なのだそうです。
実際に人間の心というのは、かなり揺れ動きます。
例えばお酒を飲みすぎてしまったことを後悔し
『お酒はもう絶対飲まない!』と言った人が
次の日、ややもすると次の瞬間には飲んでしまっていることが多々あります。
他にも、勉強せずにゲームをやってしまったため
『どうして俺はダメなんだ…これからもっと勉強頑張ろう!』
と言っても、夜になるとまたゲームを始めていることもあります。
特に依存症に関しては、決意ほど無意味なものはありません。
これは人間が変わるに際しても同じことです。
ではどうすればいいかというと、大前さんは次のようにおっしゃいました。
『一番は、時間配分を変えること』
そうです。自分がどんな行動に何時間使うか、を変えるのです。
例えば自分の場合でしたら、朝早起きして必ず原稿を書く・本を読む、というルーティンを決めています。
そして、これは何があろうと実行しています。
休日だろうと、お盆だろうとお正月だろうとまったく関係なしにです。
ちなみに時間帯ですが、夜の0時とか1時に起きて取り組むようにしています。
はい。早起きの域を超えてるといろんな人に言われますが。
これはあくまでも自分の例なので、一般的にはここまでする必要はないと思います。
いつも起きている時刻より1時間や30分早く起きるだけでも十分です。
もし早起きが難しい場合は、寝る前10分でも構いません。
この決めた時間に、必ず勉強する・本を読むだけでも積み重なって行き、1年経った頃には大きな経験や知識が得られているでしょう。
ですので、変わりたいという気持ちがあるのなら
決意より時間 です。
ちょっとだけ早く起きて、決めた習慣をやる、という行動に移しましょう。
習慣を1日に1個でも繰り返すことによって、あなたは確実に変わっていくはずですよ。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。