共通テスト後こそ知ってほしいこと。全か無かの思考をするな！横浜心療内科マンガ

これを書いている2024/01/14本日、大学入学共通テストが終わりました。

大きな試験の後に、よく悩み相談でいただくのは
「結果を自己採点したら、間違えていてもうダメだと思った」
「ミスが多くて気持ちが落ち込んだ」
などの内容です。

思い出します。
自分自身の大学入試。
本番の試験が2日あったのですが、二日目の朝に、初日の答案で書いたミスを思い出しながら起きました。
「あ、昨日のアレ、間違ってたわー…」と。

これ結構切なかったです。
ややもすると、気持ちが負けてしまうところでした。

実際に心理学では「全か無かの思考」というものがあります。

それこそ100点か0点のような思考をしてしまうことを言います。
そのため、ちょっとでもミスをすると「あぁ、もうダメだ！」「こんなの0点と一緒だ！」なんて考えてしまいます。

まさに、完璧主義の裏返し。
前向きな気持ちが強いことはいいのですが、それによって落ち込みすぎてしまうとよくありません。

こんなときは「これ、全か無かの思考だよな…」と自分に言い聞かせること。
そして70点でも80点でも、一部でもできたことに注目することです。

特に「でも、○○はできた」という「でも」で始まる思考をすることが重要です。

共通テストの結果が良かった方はもちろん、ミスをしてしまった方も、ここだけですべてが決まるわけではありません。
できたところ、良かったところに注目して、ただただ進んでいきましょう。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

（完）

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