いい意味でテキトーに生きることの大切さ。横浜心療内科マンガ

「完璧主義ほどうつになりやすい」とされています。

完璧主義者って一見良さそうに聞こえますよね。
でも言い方を変えれば「100点じゃないと意味がない！」と思ってしまう人なだけだったりします。

そして現実的に、100点になることなんて、まずありません。
なんだかんだ、うまく行かないことはたくさんありますし、またどんなに気をつけても、小さなミスをすることも多々あります。

結果、たとえば80点や70点であったとしても「うわぁ！　100点じゃなかった！　最悪だ！」と思ってしまい、うつになりやすくなってしまうのです。

ここでもっと悪いのは、「点数が決まることを恐れて、何もできなくなってしまうこと」です。

たとえば「オレは小説家になりたい」とか「漫画家になりたい」と言いつつ、いつまでも原稿を完成させなかったり、賞やネットなどにも一切発表しない人がいます。

理由を聴くと「まだ完成じゃないから」とか「もっとすごい作品にしないと恥ずかしいから」なんて言います。

でも言うまでもなく、これも完璧主義の弊害です。

たとえどんなに点数が低くても「何もしない」こと「点数が決まらない」より、何億倍もいいのです。

完璧主義よりずっと大切なのは、低い点数でも満足すること。
そしてどんな形でも、または恥をかいてもいいので、何かをまず完成させることです。

いい意味で力を抜いて、ずんずんあなたの思う方向に進んでいきましょう。

何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

（完）

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