女医が教える「記憶力アップにはメモがいい理由」

女医「最近、忘れっぽくない?」
青年「忘れっぽいかどうかすら忘れました」
女医「末期ね。そんなあなたに、記憶力を高めるコツを教えましょう」
青年「ぜひお願いします」
女医「それこそが『メモすること』よ」
青年「は…? なんかメモしてる人って忘れっぽいからメモしてるんでは…? それにメモばっかりしていると、脳に記憶する力が衰えたりするんじゃないですか?」
女医「それが逆なの。メモをたくさんさせるほど、記憶力が高くなっていくのよ」
青年「ど、どうして…?」
女医「人間には記憶できることにかぎりがある。そこでメモをしておけば、メモに記憶させて、情報を整理することができる。それによって脳の容量があくから、他のことをより記憶しやすいとされているわ」
青年「へ、へぇ…」
女医「くわえて『メモをする』という行為そのものが、記憶をより定着化させるという意味合いもある。たとえばどんな情報も、目で見ただけ、とか耳で聞いただけ、とかだとすぐ忘れちゃうでしょう?」
青年「そうですね。一瞬で忘れます」
女医「でも『目で聞き、耳で聞いた情報』は、より濃密に覚えていたりしない?」
青年「確かに! さらに『手で触れ、嗅ぎ、なめ、味わった情報』はより深く覚えています」
女医「いらない。嗅いだりなめたりしなくていい」
青年「そうですか」
女医「何にせよ、できるかぎり五感を使ったり、色々な方向性から接した情報は、より忘れにくくなるの。旅行での記憶はより覚えてるでしょう? でもそれが旅行先の写真集だったりしたら、そんなに強く記憶に残らない。よって見たり聞いたりしたことを、『書く』という動作でより強く記憶に残すことができるわけ。これを繰り返すと、色々なものにたいしての記憶力もアップしていくわ」
青年「なるほど…」
女医「くわえて『アウトプットする』ということにも意味がある。先生が生徒に比べて知識が豊富なのは、常に『教えている』から。人は教えたり話したり、または何かに書いたりするなど、アウトプットすることによって、より知識が定着するのよ。よってどんなことでも、メモするクセをつけること」
青年「メモですね…。あ、でも、メモ帳を常に持つのが面倒くさいです」
女医「そういう人は、PCやスマホでも構わない。どんな形でもアウトプットしておくことで、たとえそのメモを見かえすことがなくても、記憶はしやすくなるはず。どうか覚えておいてね」
青年「分かりました!」
女医「良かった」
青年「あれ、今話したの、何の話でしたっけ?」
女医「それヤバくない?」
今回のまとめ 「メモをするほど、記憶力は強くなる! どんな形でもいいのでアウトプットしておこう!」

キャラクタ紹介「河合寺 宵(かわいじ よい)」
魅力とかわいさあふれる女医。
年間1億冊の本を読み、心理学から夜のことまで、あらゆる知識に精通する。
ゆうメンタルクリニック名誉医局長。
ファッショナブルで、その瞬間の気分で、服装と髪型をよくマイナーチェンジしているが、ちゃんと同一人物。

ゆうメンタルクリニックは、診察を『24時間・365日』受け付けております!
どんなお悩みも、お気軽にご相談ください。
診察を申し込む
ゆうメンタルクリニックは
全ての院が駅ほぼ0分でフリーアクセス!
お近くの院をお選びください!