日本国内で新型コロナウィルス死者が圧倒的に少ないのはなぜ?

新型コロナウィルスが世界的に猛威を振るい、各国で人命を奪っている中、日本では不思議なほど死者数が少ないと言われています。
2020年3月の一か月間で、日本での新型コロナウィルスによる死者数は51名。
アメリカのコロナ感染死者数は2月16日~5月12日の3か月間ですが70266名、イギリスのコロナ感染者数(3月7日~6月5日の3か月間)は51804名とのことです。※1
アメリカの死者数を1か月に換算すると約23000名、イギリスの死者数を1か月にすると約17000名ですから、日本の1か月の死者数51名は驚くほど少ないのがお分かりいただけるかと思います。
なぜ、日本では新型コロナウィルスの死者が世界的に見て驚くほど少ないのでしょうか?
その理由をBBCニュースで検証しています。
「なぜ日本では新型コロナウィルスの死者が不思議なほど少ないのか」
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-53295929
「民度」か?「マスク」か?
麻生副総理が「我が国は、他の国とは民度が違う」といって国内外から非難を受けました。
民度の問題はさておき、あいさつ時にハグやキスをしない習慣は有効だろうとされています。
しかし、それだけで感染が抑制されているとは考え難いでしょう。
大きな要因の一つとして、日本人が抵抗なく装着できる「マスク」の効果は無視できないのではないか、と考えられています。
欧米諸国ではマスクの着用を嫌がる傾向があります。ところが日本では少しでもせきが出ると「迷惑にならないように」とマスクをする人がほとんどです。
また「日本人だけ特別な免疫を持っているのではないか?」とも言われましたが、まだ確証は得られていません。
もっとも効果的だったのは「タイミング」と「運のよさ」
積極的なマスク着用も効果的でしたが、やはり最も有効だったのは「3密」回避や「ステイホーム」の呼びかけのタイミングのよさだったのかもしれません。
その呼びかけに対する国民の従順さがコロナ被害の拡大を大きく抑制したのではないか、と見られています。
参考サイト
※1 https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-53087991
監修 ゆうメンタル・スキンクリニックグループ 医師
制作 ゆうメンタル・スキンクリニック・ニュースメディア事業部

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