感情コントロールの秘訣は「ジョジョ」第四部に学べ!
さて、皆さんは自分の感情のコントロールをしたいと思いますか?
イライラしてしまったり、誰かを怒りたくなったり、泣けてきたり、過去のネガティブな思いにとらわれてしまったり…。
そういったときにどのように感情をコントロールしていくか、今回はお話しします。
ジョジョに学ぶ「対処法」
まず本題の前に『ジョジョの奇妙な冒険』というマンガのお話をしたいと思います。
自分自身この作品のシリーズが本当に好きで、長期的に読んでます。
知らない方のために一言で説明すると、「スタンド」と呼ばれる超能力を使ってキャラクターたちが戦うマンガです。
そして今回紹介したいのは、第四部の中に登場するストーリーです。
ここでは、動く水を使う殺人鬼と、何でも直すことができる主人公が戦います。
この主人公は、例えば壊れた部品やケガをした人間を治すことができますが、唯一自分のケガは治せません。
そして水の超能力をもつ殺人鬼は、相手の体内に水の人形を入り込ませ、体内から相手の体を壊すというのを得意技としています。
そしてストーリ―中では、水の人形が主人公の口の中に入ってしまいます。
この状況に
「ヤバい!これは絶体絶命だ!」
と誰もが思うはずですが、実は主人公は相手の攻撃に対処することができました。
その方法とは、あらかじめゴム手袋を砕いて飲み込んでおき、そのゴム手袋を自分の超能力で元の形に体内で直すと同時に、敵を手袋の中にしまい込み、吐き出してやっつけるというもの。
実は感情をコントロールするというのは、この主人公の戦い方と似ています。
自分の中の暴れる感情を、ゴム手袋でつかんで出すというイメージを持ってみるのです。
感情はゴム手袋でつかめ!
泣いている人や怒っている人は、自分自身が悲しんでいること、怒っていることすら認識しないまま、感情に踊らされています。
そしてこれらの感情が暴れるのを放っておけば、心の中がズタズタになってしまいます。
状況を変えるためには、ゴム手袋に包むように「怒りだ」「悲しみだ」と感情を認識することが重要です。
具体的な方法は、次の通りです。
まず、心の中で抱いた感情を、客観的にイメージして名前をつけます。
例えば過去にとらわれていたら「また『過去ちゃん』にやられてる」とか、
イライラしていると思ったら、「自分の中で、『イライラくん』が暴れている」
というように冷静かつ客観的にイメージしてみます。
すると、一段落ち着いてその感情を見つめることができるようになります。
そしてジョジョの主人公のように、ゴム手袋で感情をギュッとつかんで、動けなくするシーンをイメージしてみましょう。
そうするとネガティブな感情を明確に認識し、冷静に対処しやすくなりますよ。
というわけで、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)
音声で聞きたい方はこちらから「感情コントロールの秘訣は「ジョジョ」第四部に学べ!」

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