ADHD特有「失くしちゃう!」にたいする解決策3つ!~女医が教える心理学

ADHD特有「失くしちゃう!」にたいする解決策3つ!~女医が教える心理学

ADHDこと「注意欠如多動症」という病気があります。

色々なものごとにたいして注意力が向かない「注意欠如」と、
一つのことに集中できず、気持ちが色々とそれてしまう「多動」という
2つの症状を呈する病気です。

さてこのADHDの場合、よくある「困ったこと」として「ものをよく無くしてしまう」というものがあります。

スマホ、定期、サイフ、カギ、または多くの日用品。
これらを何度も何度もなくしてしまいます。

その結果、「さぁもう急がないと!」というときに、「あれ!? スマホどこだっけ!?」と探すことになってしまい、結果、遅刻をよくしてしまいます。
それであれば、たとえば「なるべく早く準備をする」というのが重要になるわけですが、どっこい、ADHDの症状で「うまく準備したり、計画を立てることができない」という症状もあります。

これらも相まって、遅刻したり、パニックになったりしてしまうのですね。

ではこんなとき、どうすればいいのでしょうか?

一つのアドバイスとして「モノを置く場所を決める」ことです。
すなわち「定位置」を決めることですね。

定位置さえ決めて、そこに置いておくことにすれば、いざ!というときも、見つけやすくなります。

またその定位置に置いてなかった場合も、「定位置に置かないということは、よっぽど大切な用事でどこかで使ったのかもしれない…。あ、寝室だ!」とか、大体のアタリをつけることもできます。

そのため、定位置というのはとても大切になってくるのですね。

この「定位置」というのは色々な方法で応用できますので、覚えておいて頂ければ幸いです。

 

今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

ADHD特有「失くしちゃう!」にたいする解決策3つ!~女医が教える心理学


官越いやし|ゆうメンタルクリニック心療内科・精神科

ゆうメンタルクリニックは、診察を『24時間・365日』受け付けております!
どんなお悩みも、お気軽にご相談ください。


診察を申し込む

こちらのお申し込みはご希望のお時間を確約するものではありません。
混雑具合によってはお時間ずれ込む可能性もありますので、余裕をもってお越し下さい。

関東エリア

関西エリア

オンラインカウンセリング【iカウンセラー】お近くにメンタルクリニックがなくても、自宅から安心してカウンセリング!深夜2時まで受けられる!あなたの「つらい」を経験豊富なカウンセラーがしっかりケア
監修・制作

このページは、ゆうメンタルクリニックの医師・スタッフが監修・制作しております。

特別監修・ゆうきゆう
精神科医、心理学者。
東京大学医学部医学科を卒業後、うつ病・統合失調症・てんかん・パニック障害・社交不安障害・不眠症など多くの疾患の治療を行い、2008年よりゆうメンタルクリニックを開院。
『マンガで分かる心療内科』の他、100冊以上の著作があります。

ゆうきゆうプロフィール

運営
取材依頼専用フォーム」よりご連絡ください。
連絡先専用フォーム」よりご連絡ください。