心療内科の受診はバレる!?~女医がマンガで教える心療内科

さて心療内科で、多くの患者さんからいただく質問が、
「心療内科の受診はバレるのですか!?」
というものです。
ここでいう「バレる」というのは、たとえば周囲の人にそのことが伝わってしまうか、知られてしまうか、という心配だと思います。
結論から言いますと、基本的にはバレません。
「基本的には」というのは理由があります。
たとえばみなさんの中には、会社発行の保険証を持っている方もいると思います。
この保険証は、会社の健康保険組合が発行しておりますので、その保険組合には、「○○さんがどこの医療機関を受診した」ということが報告されます。
というのも、医療機関は、生じた医療費の保険請求分を、健康組合に払ってもらわないといけないからです。
(これによって、受診した人は、30%ほどの支払いで済みます)
そしてそのお知らせは、事業所を介して本人のもとに届きますが、この際には封がされますので、よっぽどの何かがない限り、会社に通院歴がバレることはありません。
そのため、心配しないでいただいて構いません。
くわえて保険組合には、そこに属しているすべての人のすべての受診が届くので、そこまで一つ一つ気にも止めないでしょう。
また並行して、もしあなたがどなたかの「扶養」(専業主婦ですとか、お子さんなどです)である場合、世帯主の方に、受診歴が届きます。
これも、たとえば自分の保険証が第三者に勝手に使われていた、などのリスクを避けるため、チェックできるようになっていると考えられます。
そういう意味では、受診されたこと自体は、バレる可能性はゼロとは言えません。
ただどちらの場合も、カルテの細かい内容や、話した内容などが共有されるわけではないので、ご安心ください。
もしこのような形であっても伝わるのがイヤだ、という場合は、「自費」で受けることもできます。
ただその場合、30%ではなく100%を支払うことになりますし、薬剤も同様に高くなります。
一回だけならまだしも、定期的な受診を考えたい、という場合、あまり現実的ではありません。
何にせよ「バレる」ということを心配せずに、保険として受診していただくことをオススメします。

また一つのアドバイスですが…。
考え方として、「バレたくない」と思いすぎてしまうと、どんどん気持ちが落ち込んでしまいます。
なぜなら「自分には秘密がある」「バレてはいけないんだ」という気持ちが、さらなるストレスにつながるからです。
よって強制するわけではありませんが、たとえば会社の方や友達、または家族の方などに、
「実は今、心療内科にかかっているんだ」
「こんな悩みがあって…」
なんて共有することそのものは、決して悪いことではないと思います。
あなたが思っている以上にみんな優しく振る舞ってくれるはず。
実際に、家族や職場で話すことによって、周囲の対応が変わり、それだけで病状が良くなった、という方もたくさんいます。
ぜひ、心に留めておいて頂ければ幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)
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