絵を描きたくない人でも、描けるようになる方法。

人間は、強制には反発したくなる心理があります。
これを心理学では「認知的リアクタンス理論」と言います。
リアクタンスは抵抗のこと。
人はついつい外からの圧力に抵抗したくなるわけですね。
よく「勉強しなさいって言われたから勉強したくなくなった!」という子供がいますが、この理論から言うと、至極当然のことなのです。
これを応用しているのか、あるイラスト教習本を読んでいたら、この4コママンガそのままのアドバイスが出ていました。
「絵を描きたくない場合は、あえて絵を描くのをやめてみよう!」と。
まぁ、分からないでもありません。
この理論からすると、確かに意味がありそうです。
しかし、これって、万能ではないように思うのです。
このマンガのように、最初から絵を描く習慣が確立されていない人だと、そのまま一生やらないまま終わってしまうと思うのです。
これは勉強でも運動でも同じで、「まったくやらない」と、本気で死ぬまでやらない人が大半です。
自分から強いてアドバイスをするなら、「一秒でもいいからやる」こと。
絵なら、「一本だけでも線を引く」。
いえそれこそ「ペンを手で触ってみる」程度でもOKです。
本当に小さくてもいいのでやってみましょう。
それだけでも続けていれば、「今日はもう少し描いてみるか」ということもありえます。
ゼロは永遠にゼロですが、0.1でも積み重ねていれば、必ず大きな山になっていきます。
ぜひ!
試してみていただければ幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)
マンガで分かる心療内科の他のシリーズはこちらです!
設問にお答えいただくだけで、
あなたのADHDの特性の有無がわかります!
▼▼▼

【問1】
物事を行うにあたって、難所は乗り越えたのに、詰めが甘くて仕上げるのが困難だったことが、どのくらいの頻度でありますか?
【問2】
計画性を要する作業を行う際に、作業を順序だてるのが困難だったことが、どのくらいの頻度でありますか?
【問3】
約束や、しなければならない用事を忘れたことが、どのくらいの頻度でありますか?
【問4】
じっくりと考える必要のある課題に取り掛かるのを避けたり、遅らせたりすることが、どのくらいの頻度でありますか?
【問5】
長時間座っていなければならない時に、手足をそわそわと動かしたり、もぞもぞしたりすることが、どのくらいの頻度でありますか?
【問6】
まるで何かに駆り立てられるかのように過度に活動的になったり、何かせずにいられなくなることが、どのくらいの頻度でありますか?
【結果】
ADHDの特性を持っている可能性は低いと考えられます
悩みを抱えていたり生きづらさを感じている場合は、専門の相談窓口や医療機関に、ぜひご相談ください。
当院では、空きがあれば当日の受診も可能です。どうぞお気軽にお申し込みください。
【結果】
ADHDの特性を持っている可能性が考えられます
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