モテたいなら、大げさに喜べ！～女医が教える心理学
女医「あなたは、モテたい？」
青年「ま、まぁ…。どっちかというと…」
女医「どっちかというと？ 全力でモテたくないなら、モテるようになるための話、やめるよ？」
青年「全力でモテたいです」
女医「だよね？ で、とにかくモテるために重要なのは、『何を食べても、すごくおいしい！って大げさに喜ぶこと』なの」
青年「は、はい!? そんなことでモテるんですか？」
女医「モテる！」
青年「断言!?」
女医「これは男性でも女性でも使えるんだけど、とにかく普段から『喜ぶ』ことは何より重要なの。それは笑顔やあたたかな雰囲気につながって、一緒にいる人を何より喜ばせる」
青年「た、確かに、喜んでる人を見ると、嬉しくなりますね」
女医「そう。で、デートとかしていると、色々と喜びチャンスがあると思うんだけど、私は『食事』は何よりのチャンスだと思う。すごく自然に『おいしい！』とか『このレストラン綺麗！ 楽しい』とか言いやすいからね」
青年「な、なるほど…」
女医「逆に想像して？ 何食べても『あまりおいしくない』とか『フッ…まぁまぁだね…』とか言ってる相手だったら、どう思う？」
青年「さ、さびしくなります…」
女医「そうね。そう考えると、グルメマンガとかによく出てくる、そんじょそこらの料理じゃ反応しない食通って逆に不幸だと思うのよ。何食べてもおいしい！ っていう人の方が、よっぽど幸せなんじゃないかなって」
青年「そ…そうかもしれませんね…」
女医「これ、特に女性が作った料理だったら、もうなおさら。男性が、おいしいおいしい！ って食べてくれたら、女性はとても嬉しいでしょう？ 逆に何も反応がなかったら、気持ちもどんどん冷めていっちゃう。倦怠期の夫婦とかで、ありがちよね」
青年「う、うん…想像つきます…」
女医「これは性的なもので想像すると、男性にはよりわかりやすいかもしれない。何しても無反応のコと、少し触るたびに『うああああんっ！ すっごおおおい！』なんて反応するコがいたら、間違いなく後者のコに夢中になるでしょう？」
青年「ま、間違いありません」
女医「逆に何しても『はぁ…』『そう…』みたいに無反応だったら、どんどん距離取りたくなると思わない？」
青年「どんどんどころか、一発で距離取りたくなります…」
女医「そう…。何にせよ、それとまったく同じ。とにかく相手の行動はもちろん、相手と一緒に行ったこと、大半でたくさん喜んであげること。それは関係性をずっとよくしていくんだよ」
青年「わ、分かりました…！」
今回のまとめ
○ とにかく積極的に喜ぼう！
○ それは相手も喜ばせ、どんどんモテる結果につながっていく！
青年「あ、料理の流れで聞くんですけど、先生は料理上手ですか？」
女医「もちろん上手だよ！」
青年「え、得意料理は？」
青年「どれも手間が最小限」
（完）
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
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