遅刻を許しちゃう人がモテない理由

遅刻を許しちゃう人がモテない理由

遅刻を許しちゃう人がモテない理由

女医「遅刻されたとき、あなたはどうする?」

青年「い、いや…。何もしませんけど…」

女医「何もしない?」

青年「は、はい…。ただ待ってます」

女医「だからあなたはモテないのよ」

青年「一刀両断」

女医「だからあなたはクズなのよ」

青年「そこまで」

女医「遅刻されて、ただ待っている。もちろん無難な行動ではあるでしょう。相手は『ごめんごめん!』なんて謝るかもしれない。でもそれが良くないの」

青年「は!? 良くない?」

女医「そう。人間、『遅刻して謝った』というのは、すごく居心地の悪い状態。よってその居心地の悪さから抜け出すために、心を変えてしまうわけ」

青年「心を変えてしまう…?」

女医「そう。『自分は悪くない。この相手の方が立場が下だから、遅刻されて当然なんだ』なんて思ってしまうこともあるの」

青年「ヒドくないですか!?」

女医「それが人間だからしょうがない」

青年「人間に絶望した」

女医「もちろん人によって差はあるけど、そういう意識がありえるということは覚えておきましょう。くわえてあなたにストレスがたまるという点も見過ごせない」

青年「ストレス…?」

女医「そう。遅刻をされても、ただ待っている。そして『遅れてごめん!』『いいよいいよ~』なんてやりとりをしていることでしょう。これは心にストレスがたまるものよ」

青年「ま、まぁ…。たまるかもしれませんけど…」

女医「これを繰り返していると、たまったストレスはいつか爆発する。『ずっとガマンしてきたのに!』なんて風に、突然に噴火する。その結果、喧嘩別れしてしまうこともある」

青年「うっ…。ぼ、僕はそんなことは…」

女医「絶対ないと言える?」

青年「うううっ…。言えないかも…」

女医「そう。よって重要なのは『遅刻された』『自分は待っている』という状態から抜けること」

青年「抜ける…?」

女医「そうよ。まずはその場から離れるの」

青年「帰っちゃうってことですか?」

女医「それは行き過ぎ。でもそこまででなくても、近くのカフェでも本屋でも散歩でもいいから、自分の好きな時間を過ごしておくべきよ」

青年「コンカフェに行ってもいいですか?」

女医「ディープね…。まぁ何でも好きなことをして過ごせばいいわ。そして相手には『ついたら連絡して』と伝えるの」

青年「相手に伝える…」

女医「そうすれば相手はついたら連絡をするでしょう。そうしたら、ゆうゆうと待ち合わせ場所に向かうの。すると相手が逆に『待つ立場』になる。これによって相手に『あ、相手にもこのストレスを与えてしまったんだ』と学ばせるし、何よりあなた自身も、時間をムダにしない分、ストレスがたまることもない」

青年「なるほど…」

女医「もちろん毎回やると大変だし相手も『ウザい』と感じちゃうかもだけど、『たまに』くらいで実行してみるのがアリかもしれないね」

青年「分かりました…!」


遅刻を許しちゃう人がモテない理由
官越いやし|ゆうメンタルクリニック心療内科・精神科

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特別監修・ゆうきゆう
精神科医、心理学者。
東京大学医学部医学科を卒業後、うつ病・統合失調症・てんかん・パニック障害・社交不安障害・不眠症など多くの疾患の治療を行い、2008年よりゆうメンタルクリニックを開院。
『マンガで分かる心療内科』の他、100冊以上の著作があります。

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