眠れないときは「横になるだけでいい」という話。~女医が教える心理学

眠れないときは「横になるだけでいい」という話。~女医が教える心理学

女医「眠れないときってどうしてる?」

青年「えっ…? 眠ろうとします」

女医「それね、かえって逆効果なの」

青年「はい?」

女医「眠ろうと思うほど、どんどん神経が張り詰めていく。その結果、かえって眠れなくなるという悪循環になっちゃうのよ」

青年「えええ…じゃあ、どうすればいいんですか?」

女医「かえって『眠らなくてもいい』って考えること」

青年「眠らなくてもいい?」

女医「そう。そしてただ、横になってみること。目をつぶって横になるだけでも、十分に気持ちや神経は安らいでいく。それこそ意識を失って、明確に睡眠を取らなくてもいいの」

青年「そ、そうなんですか!?」

女医「うん。それこそ目をつぶって視覚刺激をリセットするだけでも、気持ちは落ち着いてくるの。それだけでも十分に休まったと考えて、気持ちをラクにするのが一番だよ」

青年「目をつぶるだけでもいいんだ…」

女医「そんなふうに気持ちをラクにすると、自然と眠れる可能性も高まる」

青年「眠れるんですか!?」

女医「ただ、そう思い込みすぎてしまうと、やっぱり眠れないときに気持ちがつらくなっちゃう。もちろんちゃんと眠れなかったとしても、それでも重ねて気持ちは休まるから、十分に意味があると考えることが大切だよ」

青年「わ、分かりました…!」

 

今回のまとめ

○ 眠れないときは、ただ目をつぶって横になること!

○ それだけでも気持ちは安らぐ!

○ もちろんリラックスすることでより眠りやすくなるが、眠れなかったとしても大丈夫、と考えること!

 

青年「でも、それでもどうしても眠りたくて、それでも眠れないときはどうすればいいですか…?」

女医「……」

 

眠れないときは「横になるだけでいい」という話。~女医が教える心理学

青年「物理」

(完)

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

官越いやし|ゆうメンタルクリニック心療内科・精神科

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特別監修・ゆうきゆう
精神科医、心理学者。
東京大学医学部医学科を卒業後、うつ病・統合失調症・てんかん・パニック障害・社交不安障害・不眠症など多くの疾患の治療を行い、2008年よりゆうメンタルクリニックを開院。
『マンガで分かる心療内科』の他、100冊以上の著作があります。

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