「終わる直前の休憩」がNGである心理学理由。

「終わる直前の休憩」がNGである心理学理由。

こんにちは。ゆうきゆうです。
最近、気づいたことがあります。

たとえば
「30分勉強する」
と決めていたとします。

で、20分くらい経過したときに「あと10分か」となったとき。

この場合

「まぁ、あと少しだけだから、とりあえず休憩しようかな。
あとからもう一回、10分だけやればいいや」

と思うこともあるかもしれません。

で、実際に休憩してしまうと…。
あとからその追加10分をやることは、ほぼありません。
自分の場合、皆無です。

死ぬほど面倒くさいのです。
なぜなら、「またゼロから始める10分」というのは、めっちゃ大変だからです。

想像してください。
寒いのに、冷たい海やプールに入る時、入った瞬間って、すごく冷たいのです。

入った瞬間こそが、一番つらいのです。
しかし入ってしまえばそれなりに慣れるので「あと少し」の労力も、そこまでではありません。

これは勉強だけでなく、運動でも仕事でも同じです。

とにかく途中で大変だと思って、やめたいと思ったときに、
『じゃあ、あとちょっとだけやってからやめよう』
と考えること。

それだけでも、さらに長く仕事や勉強をすることができます。
また終わったときの達成感も、格段に強くなります。

「休憩のあとの自分がやる分を、今やってあげよう」

とイメージすると、よりやってあげやすくなると思います。

秘訣は「あとちょっとだけ」。
覚えておきましょう。

「終わる直前の休憩」がNGである心理学理由。

登場人物紹介
河合寺 宵(かわいじ よい)
ゆうメンタルクリニック勤務の女医。その日の気分でファッションと気分が変わるがちゃんと同一人物。
時々幼くなったり大人っぽくなったりもするが、それも気分で変わる。
日本の女医といえば宵先生、となるのが夢。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました!

官越いやし|ゆうメンタルクリニック心療内科・精神科

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このページは、ゆうメンタルクリニックの医師・スタッフが監修・制作しております。

特別監修・ゆうきゆう
精神科医、心理学者。
東京大学医学部医学科を卒業後、うつ病・統合失調症・てんかん・パニック障害・社交不安障害・不眠症など多くの疾患の治療を行い、2008年よりゆうメンタルクリニックを開院。
『マンガで分かる心療内科』の他、100冊以上の著作があります。

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