座っていた原始人はいない!集中を高め愛を盛り上げる役立つ技術。

作業しているとすぐに集中が切れてしまい、なかなか続かないという方も多いのではないでしょうか。
こんなときに使える非常に有効な方法があります。

それは「体を動かす」ことです。

ずっと座っているのは「不自然」!

作業をするときにはずっと座ったままという人が多いと思います。
しかし実は、人間というのは同じ姿勢を取り続けていると体がどんどん凝り固まってしまい、頭も働かなくなってしまうのです。

ここで、原始時代について考えてみてください。
人類は、狩猟採集で生きていた時代が長くありました。

動物を狩ったり、落ちている木の実を拾ったりと動き回ることが多く、一か所にとどまって何かをするという場面はあまりなかったのです。
そして集中するといえば、武器や道具を作るという職人みたいな人ぐらいで、一般的ではありません。
また原始時代にイスというものは無く、座るときは基本、地べたに座っていました。

確かにイスに座った方が、手先を動かすような作業のときに、多少楽な姿勢を取りやすいということはあるかもしれません。
それでも座るということは、これまでの人類の歴史から見ても不自然なことなのです。

ですので座ってずっと作業をしているという人は、定期的に立った歩いたりすることを心がけることが重要です。

脳と心のために体を動かせ!

アメリカの軍人で数々の名言を残したジョージ・パットン将軍は

「いつまで座ってるんだ。20分座っていると脳の働きが止まってしまう。脳の為に体を動かせ。」
という言葉を残しています。

先に述べたように、座っていることというのは作業的には良いのかもしれません。
しかし、ずっと座っていると、本当に脳も体も動きが鈍ってしまうのです。
20分というのはさすがに短いにしても、1時間に1回ぐらいはちょっと体を動かすのがオススメです。

例えば「カフェでずっと座ったまま仕事する方が集中できる」という人も、1時間に1回ぐらいは最低限トイレに立つ、ストレッチなどで軽く体を動かす、というのを試してみてください。

またこれは単に作業をする以外にも、ビジネスや恋愛に関する場面でも言えます。

たとえばミーティングでもデートでも、同じ場所でずっと座って話していると、自分も相手も脳と体が疲れてきます。
そして疲れにより気持ちも落ちて、会話も雰囲気も微妙になってしまうということが起こりかねません。

こんな事態を避けるためにも、1時間ぐらいでちょっと場所を変えてみる、歩いてみるなどといった「動き」を適宜入れてみましょう。
するとお互い集中力を高く保つことができ、生産的なミーティングやデートの気持ちの盛り上がりを保つことを可能にします。

いずれにしても、座るというのは本来的にはあんまり自然ではないということを覚えておきましょう。
そしてなるべく、1時間に1回ぐらいはトイレに立つ、体を起こすというように「動く」ということを心がけてみてくださいね。

というわけで、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)

音声で聞きたい方はこちらから「座っていた原始人はいない!集中を高め愛を盛り上げる役立つ技術。

官越いやし|ゆうメンタルクリニック心療内科・精神科

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特別監修・ゆうきゆう
精神科医、心理学者。
東京大学医学部医学科を卒業後、うつ病・統合失調症・てんかん・パニック障害・社交不安障害・不眠症など多くの疾患の治療を行い、2008年よりゆうメンタルクリニックを開院。
『マンガで分かる心療内科』の他、100冊以上の著作があります。

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