ほめ言葉を3倍は強める心理学テク!

ほめ言葉を3倍は強める心理学テク!
ほめ言葉を3倍は強める心理学テク!

こんにちは。ゆうきゆうです。

さてあなたは、「ほめ言葉」について、どれくらいご存知でしょうか?

自分から言わせると、ほめ言葉は、まさに「タダで渡せる、相手へのプレゼント」です。
基本的に誰に言っても喜んでくれる!
それでいて、費用はゼロ! 無投資!
こんな夢みたいな状況、ないですよね!?

費用ゼロで、宝石やバッグを無限にプレゼントできるようなものですよ!?

この時点で、「やらないほうがソン」だと思いませんでしょうか。
自分はそう思います。

…うん。まぁね。
分かります。

「どんなほめ言葉でも、喜んでもらえるワケじゃないよね?」
「かえって怒らせたり、悪く思われたりすることもあるんじゃない?」
「それに言う勇気がわかない」

そういう反論があることは分かります。

それでも、やはり、ほめてほしい。
相手の反応を見ながら、果敢にチャレンジしてほしい、と思うのです。

実際に「うまくほめようとする」よりも「軽くていいから、何回もほめようとする」ことは何より重要です。
一球入魂、ではなく、気軽に考えて、ライトにほめまくってください。

さてそれに際して、できたらほめ言葉のあとに「質問」をすると、相手への印象がさらにアップするよ、というのが今回の話です。

実際、ほめ言葉を単独で伝えると、謙遜や反論、または「お世辞でしょ…?」と疑われてしまうリスクもありえます。
もちろんそう思われても伝えてほしいのですが、それが不安な方にたいして、さらにほめ言葉を強めるのが、このテクニックです。

人間には、質問にたいして、つい「答えなければいけない」と思う心理があります。

たとえば
「さぁ問題です! 日本はいい国です。日本のいいところは何ですか!?」
と言われたら、おそらく大半の方が
「えっと、食事がおいしいとか、治安がいいとか…?」
みたいに答えたくなると思うのです。

ここでもし「日本はいい国ですか?」と聞かれたら、多くの方が
「いや、どうだろう? こんな悪いところが…」と答えるかもしれません。

でも「いいところは?」と聞くことで、前段について否定などをするヒマがなくなってしまうのです。
その結果、前段を認めたような形になります。

よって「ほめ言葉」のあとに、そのほめ言葉に関連した質問をすることで、相手はつい、その「ほめ言葉」を受け入れざるを得なくなります。
すると、よりインパクトが強まる結果になるのです。

この言い方は、いくらでも応用可能です。

「作ってくれたご飯、おいしいね! この味付けって何を使ってるの?」
「勉強、頑張ってるね! 何時間くらいやってるの?」

などなど…。
ほめ言葉のあとに、それに関連した質問をする、ということを、ぜひ心がけて頂ければ幸いです!

というわけで、少しでも役立つことがありましたら幸いです!

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

ほめ言葉を3倍は強める心理学テク!
官越いやし|ゆうメンタルクリニック心療内科・精神科

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特別監修・ゆうきゆう
精神科医、心理学者。
東京大学医学部医学科を卒業後、うつ病・統合失調症・てんかん・パニック障害・社交不安障害・不眠症など多くの疾患の治療を行い、2008年よりゆうメンタルクリニックを開院。
『マンガで分かる心療内科』の他、100冊以上の著作があります。

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