マンガで分かる心療内科・精神科in池袋 第26回「強迫性障害って何ですか?(不潔恐怖・確認恐怖)」

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第26回「強迫性障害って何ですか?(不潔恐怖・確認恐怖)」

 

 

 

 

 

 

 

 

ソウ

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マンガ
ゆうきゆう

ゆうきゆう

脚本・監督
@sinrinet

<補 足> 

というわけで、強迫性障害の話。いかがでしたでしょうか。

ここで大切なのですが、いずれの場合も
「バカバカしいと分かっているのに、つい不安を抱き、その不安をなくすための行動をしてしまう」
というところがポイントです。

「バカバカしいと分かっていなきゃダメ」

なのです。

ですのでたとえば、ある人に「これは病原菌まみれのゾウキンです」と言いながら、そのゾウキンをなすりつけたとしましょう。

するとその人は、当然、洗いたくなるはずです。

その直後、また同じものをなすりつけたとします。
イヤがらせ以外の何物でもありませんが、とにかくそうしたとします。

するともちろん、その人は、また洗いたくなります。

これを何度も繰り返したとしても、言うまでもなく「洗浄強迫」ではありません。

本人が「本気で洗う必要アリ! いやマジで!」と思っているからです。

そうではなく、

「こんなに何度も洗ってもしょうがないよね…。
実際、汚れてたって病気になるワケじゃないし…。あぁでも洗わずにいられない!」

という場合だけ、「バカバカしいと認識している」ということになり、すなわち「強迫」になるわけです。

ですので強迫症状の人に、
「そんなに洗ったら、かえって体に良くないよ!」
「病気になんてならないんだから、大丈夫だよ!」
「何度確認したって、ドロボウなんて来ないよ!」

というように、論理的に説得したとしても、あまり意味はありません。

そんなこと、本人は「重々承知」しているからです。

そういう点では、以前に紹介した「妄想への説得」に近いものがありますね。

いずれにしても、とにかく周囲がやめさせようとして強引に説得するより、なるべく見守ってあげるか、それこそ服薬などを含めたメンタルの治療を勧めてあげた方がいいわけです。
何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

ちなみに僕が小学生のとき、自分の体が少し当たっただけで女の子が手を洗いに行ってたことがありました。

今から考えるとあれは強迫症状だったのか、ただ単に僕が嫌われていたのかは分かりません。
色々と切ない気持ちを抱えつつ、ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)

単行本第1巻も発売してます!

2巻も11月発売予定です。よろしければ。

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特別監修・ゆうきゆう
精神科医、心理学者。
東京大学医学部医学科を卒業後、うつ病・統合失調症・てんかん・パニック障害・社交不安障害・不眠症など多くの疾患の治療を行い、2008年よりゆうメンタルクリニックを開院。
『マンガで分かる心療内科』の他、100冊以上の著作があります。

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