後悔しない進路の決め方。なぜ自分は精神科を選んだか?

ここでは皆さんの気持ちをラクにしたり、楽しくしたり、もしくは前向きにしたり…
そんなようなお話ができたらな、と思っています。

読者の方より「どうして精神科を選んだのか教えてください」というご質問をいただきました。
今回はなぜ自分がこの進路を選んだか、お話していきます。

専門を選ぶシステム

自分の時代は医学部卒業までに専門を決定し、卒業後すぐに専門に行くという形でした。
しかし現在のシステムは、初期研修という形で様々な科を回り、オールラウンドに勉強をした後に専門を決めるという形になっています。

よって今のシステムの方が専門を決定するまでに猶予があるため、しっかり悩んだ上で科を選択することができるのです。
しかしそれでも、科を決定するというのは結構難しいことで、転科をされる方も結構います。
例えば耳鼻科に進んだけどやっぱり精神科に移る、内科に進んだけどやっぱり外科に移る、というような形です。

精神科を選んだ理由

自分が精神科を選択した理由に、学生の頃から心理学を勉強すること、心にまつわる話が好きだったことがあります。
そして心に関する分野が、自分に一番合っていると思ったからです。

精神科の他に心療内科という科目がありますが、この二つには違いがあります。
まず精神科はうつ病・統合失調症などの専門領域を扱います。
一方、心療内科は内科の一つであるため、内科をメインとしながら心の面もケアするという形です。

自分は、心の安定というのは自分を含めどんな人にとっても重要なことと考えていました。

心の安定を求めない人はいないと思います。
そして心が不安定な人は、それを少しでも安らげたいと思うために、宗教を頼ったり、麻薬・酒・タバコなどに依存してしまったりするのです。
「心の安定」に興味を持たずにはいられない、というのは全人類に通じることでしょう。
そのため「精神科を専門的に扱いたい」と感じて選択しました。

きっかけとしては非常にシンプルですが、「自分が関心を持ち楽しめる科を選択する」というアプローチで選ぶというのが大事です。
例えば目の見え方に興味があるとか、何かすごくきれいな絵を見るのが好きだから眼科。
あるいは耳の聞こえ方に興味があるから耳鼻科。
このように、純粋に自分自身が「興味をもって楽しめる」というアプローチ・気軽さが重要だと考えます。

これは医学だけではなく日常生活においても使える考え方でしょう。

少しでも参考にしていただければ幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)

音声で聞きたい方はこちらから「後悔しない進路の決め方。なぜ自分は精神科を選んだか?」

官越いやし|ゆうメンタルクリニック心療内科・精神科

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特別監修・ゆうきゆう
精神科医、心理学者。
東京大学医学部医学科を卒業後、うつ病・統合失調症・てんかん・パニック障害・社交不安障害・不眠症など多くの疾患の治療を行い、2008年よりゆうメンタルクリニックを開院。
『マンガで分かる心療内科』の他、100冊以上の著作があります。

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