ボケよりもツッコミがモテる理由!話を盛り上げる方法
さて、今回は会話についてお話していきましょう。
自分自身は一人で話し続けるよりも、誰かと話す方が得意だと思っています。
誰かと対談することの良い点は、話に広がりを持たせられることにあります。
これまでの経験からお話しすると、Voicyなどでラジオのパーソナリティとして一人でしゃべるのももちろん自由で楽しいですが、対談の方が気楽に感じます。
精神科医として、受け答えをするというのが本職であることも理由の一つでしょう。
また今まで色々な方とお話しし、会話を盛り上げる自信もつけてくることができました。
今回は、会話をする際にどのようなことに留意しているかお教えします。
ツッコミがモテる理由
自分が意識している点、それこそが「ツッコミ」になることです。
お笑いにおいては、ボケ・ツッコミと役割が分かれていますが、実は基本的にツッコミの方がモテることが多いと言われています。
ボケは一人で突っ走るような雰囲気なのに対し、ツッコミは相手の話を受け入れて「おかしいと思った所を、一般視聴者の代表としてツッコむ」という力が必要です。
会話においてもこのツッコミができる人は魅力的に映るため、モテやすいと考えられます。
そのため会話では「どうやってボケるか」「相手をどうやって笑わせようか」「どうやって目立とうか」というのは、実は必要ありません。
いかに話し相手を主役として立て、ツッコミに徹するかというのが重要なのです。
特に、相手の話を聞いた上で
「ちょっとおかしくないですか?」
「それ面白くないですか?」
と気づいたら質問していくというスタイルというのが非常に有効でしょう。
もちろん、相手が深刻な雰囲気で、ツッコまれたくない様子なら止めた方が良いです。
しかし反応を見て、話したい雰囲気ならどんどん聞いていくのがおすすめです。
大切なのはリアクション+ツッコミ
たとえば「部活」について次のような会話があったとします。
「何部に入っていたんですか?」
「ダンス部に入っていたんです。でも半年で辞めちゃったんです」
通常なら「へえ。そうなんだ」で会話が終わってしまうかもしれません。
しかしここでツッコミを意識すると、
「普通、部活は3年4年と続くもの。なぜやめてしまったのか」という疑問がわくはずです。
そしてツッコミとして
「え、半年で辞めちゃったの?それちょっと短くないですか?」
「なにか理由があったんですか?」
とリアクションをとりながら聞くことで、会話を広げていくことができます。
他にも恋愛話をしたとします。
「前の恋人と3日で別れてしまったんです」と相手が話したときに
「へえ3日」と終わらせるのではなく、
「3日ってよっぽどのことがないと別れないですよね?何があったんですか?」
と聞けば話が広がっていくはずです。
このように積極的に反応して質問していくことで、少しずつ盛り上がっていったり、相手がしゃべりやすくなっていったりします。
ぜひ「リアクション+ツッコミ」を意識してみましょう。
何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)
音声で聞きたい方はこちらから「ボケよりもツッコミがモテる理由!」

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