絶対後悔しない方法は「考えないこと」!後悔の心理実験。

皆さんは行動する前にじっくり考える方ですか?
それとも行動を即やってしまう派でしょうか。

自分は「即行動」をオススメしています。
その理由は後悔成果にあります。

考えるほど後悔をする?

実は、オランダのアムステルダム大学の心理学者であるアプ・ディクストリホリが、人の行動について調査を行いました。

ディクストリホリは、大きな判断で迷ったとき「じっくり考えて行動する人」と、「パッと決めて行動する」人を比較しました。
すると、「パッと決めて行動する」人の方が後悔が少なかったのです。

判断をするときに考えれば考えるほど、正しい答えが導き出されるというわけではありません。
しかし労力を使って考えることによって、より結果への期待感も高まります
そして期待が高くプレッシャーもかかるがゆえに、後悔することも多いというわけです。

たとえば100円で買って質が良かったり役に立ったなら、とてもうれしいと感じるでしょう。
しかし1万円で買ったものなら、質が良くて当然とは感じても、「1万円かけたのにこれか…」とがっかりすることも多いのではないでしょうか。
これは金額だけでなく、人の時間や労力にも言えるのです。
労力をかけることが少ない方が、色々なことを後悔せず、幸せでいられると考えます。

待つと成果が減ってしまう!?

もう一つ「即行動」をオススメする理由としては、時間をかけてしまうと「得られる成果が少なくなる」可能性が高まるという点があります。

たとえば木の実が成っていて、それをすぐに食べるとおいしいのは当然と言えるでしょう。
しかしここで「ん~どうしよう…まだ置いておこうかな」と考えて、何日か経たせてしまうとします。
すると果実が熟れ過ぎたり、腐ってしまうということは容易に想像できます。

このようにムダに待つことによって、得られるものが少なくなる場合は大いにあります。
そして結果、後悔してしまうことも多くなるかもしれません。

もちろんこれは、「怪しい人について行け」とか、「変な契約書にすぐにサインしろ」というような微妙なものでも即飛びつけ、という話ではありません。
これをやるかやらないか…と思ったときに
「あれ、悪くないじゃん?」という予感があったら、飛び込んでみてほしいのです。

ここでもし、「時間をかけて考えてから判断しよう…」と思うということは、もしかしてそれは、あなた自身がそんなに良いと思ってないことなのかもしれません。
それなのにグダグダ考えて、最終的に「論理的にはナシではないかな」と飛び込んでしまうとします。
すると、興味のないものに対して飛び込んでしまい、後悔する可能性もあります。

最初に「ナシではないな」と思ったら、その感覚を信じましょう。
そして、パッと飛び込んでみましょう。

思考は必ずしも良いものではありませんし、思考すればするほど後悔しないというわけではありません。
直感を頼りに「迷うのは時間のムダ」と考えて、是非飛び込んでみてください。

というわけで、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)

音声で聞きたい方はこちらから「絶対後悔しない方法は「考えないこと」!後悔の心理実験。

官越いやし|ゆうメンタルクリニック心療内科・精神科

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特別監修・ゆうきゆう
精神科医、心理学者。
東京大学医学部医学科を卒業後、うつ病・統合失調症・てんかん・パニック障害・社交不安障害・不眠症など多くの疾患の治療を行い、2008年よりゆうメンタルクリニックを開院。
『マンガで分かる心療内科』の他、100冊以上の著作があります。

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