YouTubeが「嫌い」を非表示に!そこに隠された心理とは?
さて、2021年11月に、YouTubeが「嫌い」=低評価のカウントを非表示にしたことが話題となりました。
もともとYouTubeは、高評価と低評価というのが各動画に表示されるようになっていました。
ところが現在は、高評価数のみが表示され、低評価の数字は表示されない状態となりました。
もちろん、動画配信者は低評価数を編集画面から見られるようになっています。
低評価の数を非表示によるYoutubeの狙いは、動画配信者へのネガティブな影響を防ぐことです。
人は「嫌い」に流される!
YouTubeはこの方針を決定するまでに、低評価の数を非表示にする実験を行ったそうです。
すると、低評価数を非表示にしたほうが、動画の低評価数が総じて減っていくことがわかりました。
この結果から、低評価数が多いのが見えることで、少しでも動画が気に入らなかった視聴者が
「こんなにたくさん、この動画がキライな人がいるんだ!
じゃあ自分も!」
と低評価ボタンを押し、より低評価数が増えていたと考えられます。
一方、低評価数が非表示であれば、視聴者たちもそこまで影響されなくなります。
その結果、低評価ボタンが押されにくくなる、というのです。
Twitterでも似たような例として、「コメント非表示」があります。
これを設定することにより、攻撃的なコメントが人の目に触れにくくなります。
そしてその結果、総じてネガティブなコメントが減っていくというわけです。
この話からも、人間というのはいかに付和雷同=「皆へ加担する方へ流れていくか」というのが分かります。
いわゆる誹謗中傷も、「この人は炎上しているから、自分も皆のように叩いてやろう」
という心理が働き、起こってしまうのです。
「自分の意思」とは?
いずれにしても、今回の事例で一番重要なのは
「人間は他人に左右される生き物」であるということです。
他の人が「嫌い」と言えば
「自分も嫌いだ!」
と思うようになります。
反対に、「スキ」が多ければ、なかなか嫌いとは言いづらくなります。
それによって、全体の反応が「スキ」へ寄っていくのです。
ですので、どんな人も普段から
「自分の判断が、本当に自分の気持ちによるものか?」
と考えてみましょう。
「誰かがこう言ったから、自分も意見を合わせる」
このような心理が、人間は多かれ少なかれあるものです。
しかしながら、他人の意見に流され過ぎると、自分の意思がどんどん薄れていってしまいます。
それは、他人の人生の脇役となり、自分の人生を生きられないということです。
周りの意見は関係なく、
「自分は良いと思う」
「皆は良いというけど、私はイヤなんだ」
というように、自分自身の心底の主張を大切にしましょう。
というわけで、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)
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