浦島太郎で外国人にウケた話
こんにちは。ゆうきゆうです。
自分はよくオンライン英会話をやっているんですが。
その中で「宇宙」の話になりました。
で「宇宙船に乗ると、地球に比べて時間が早くすぎる」みたいな話ってありますよね。その話になりまして。
それについてしゃべるときに、
「確かその話って『ウラシマ効果』って名前がついてたな」と思い出したんです。
浦島太郎になぞらえて。
でも、ここで思いました。
「いやでも、ウラシマ効果って名前、そもそも伝わるのか?」と。
これって日本独自の名称なのでは? と。
外国人が、そもそも浦島太郎って知ってるのか? と。
そのため、浦島太郎という童話の説明をすることになりました。
「ウラシマという男がいて、カメを助けたんです」
そんなところから英語で解説です。
宇宙の話からだいぶ離れてる。
で、「ウラシマが海でキャッスルに入って、プリンセスに会って…」みたいな説明を。
説明しながら、軽くディズニーにありそうな話だな、と思いました。
で、最後のシーンまで説明しましたところ、めっちゃ大ウケ。
「あっはっは!」
「えっ!?」
びっくりします。何にウケたのか。
すると先生は言いました。

確かにー!
そこでウケるのが新鮮でした。
我々日本人は、あまりに当然すぎて、今さら疑問を抱かない。
でもはじめて聞いたら、確かにそれが素直な反応なのかもしれません。
それにたいして僕は答えました。
「その理由は」
「うん!?」
「日本人も知らない」
「あっはっはっは!」
さらにウケました。
とりあえず浦島太郎は、ユーモア話として海外で通用するようです。
ちなみに乙姫が浦島太郎に玉手箱を渡した理由ですが、心理学的な分析から言わせていただくと「浦島太郎のことを思って」です。
なぜか?
まず人間の思い出は、時間と共に色褪せるものです。
エビングハウスの忘却曲線、という言葉もあるのですが、記憶は恐ろしい勢いで減っていきます。
受験時代に必死に記憶した内容って、今少ししか残ってないですよね。
そのため浦島太郎も、竜宮城でどんなに楽しい記憶があっても、時間と共に薄れてしまいます。
そのまま老人になったら、ほとんど記憶は残っていないかもしれません。
よって乙姫さまは、一瞬で老人にすることで、「その記憶がそのまま残ったおじいさん」にしてあげた、というわけです。
………。
いやね、うん。
納得できませんよね。すみません。
何にせよ日本人の常識と言われる話も、外国の方から見ると面白いんだな、という点を知って面白かったです。
僕たちはもっとグローバルに生きなければいけないのかもしれません。
無難な結論になったのかなってないのか不明ながら、ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)

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