決断できない人は「キャンセル」の思考が重要!

女医「何かで迷うことはない?」
青年「あ、いっぱいありますね…」
女医「私も昔から、優柔不断で、色々なことを悩んで、先延ばしにしてしまうことが多かった」
青年「そ、そうなんですか…!?」
女医「たとえばネットで何かを注文するときも、『この商品がいいかな? それともあっちの商品が…?』なんて考えて、いつまでも決められず、そしてまたしばらく時間がたって『あぁ、あのときに早く買っておけば良かった』なんて考えることもあったの」
青年「は、ははぁ…」
女医「でもね、あるときに気づいたの」
青年「何を…?」
女医「『これ、とりあえず注文して、あとからやっぱり…って思ったら、キャンセルすればいいんじゃない?』って」
青年「キャンセル…?」
女医「そう。知っての通り、アマゾンにしても、多くのネット販売サイトって、キャンセルできる期間があるじゃない」
青年「ありますね」
女医「もちろん送付が始まっちゃうとダメだけど、それでも数時間、モノによって数日くらい、キャンセルする余裕がある。無料でね」
青年「は、はい。宿泊サイトでもそうですよね。何日前までは無料、みたいな」
女医「その通り。だからとりあえず申し込んでしまって、その数時間や数日のあいだに、万一『やっぱりあっちが』とか『やっぱりやめよう』って思ったら、そこでキャンセルすればいいやって気づいたの。だからまずは注文しておこうって」
青年「…!」
女医「分かるかな? 完全に決めてから注文する、となると時間がかかっちゃうけど、まずは注文して、あとから判断が変わったら、その猶予のあいだに変えよう、というように、順番を変えたの。するとどうでしょう!?」
青年「どうだったんですか…!?」
女医「実際、キャンセルや変更することは、ほとんどなかったの。たいていにおいて、その猶予時間のあいだに、思考が変わることはなかったわけ」
青年「は、ははぁ…」
女医「そうすると、たいていの商品が、すぐに届くし、悩むこともほとんど減って、ムダな時間もなくなって、『あ、早くこのシステムにすればよかったな』って思ったわけ」
青年「な、なるほど…」
女医「実際によく『注文に満足いただけなかったら返金します!』みたいなサービスって多々あるけど、実際に返金してほしいって言う人はほとんどいないそうよ。すなわち『迷うけど、とりあえずコレかな…?』という判断は結構あっていることが多くて、最後のひと押しとして『返金保証』とか『キャンセル無料』で一歩踏み出させることは、ビジネスにおいても非常に大切なの」
青年「そうだったんですね…」
女医「で、これはもちろん商品購入だけでなく、すべてにおいて言えた。『この仕事を始めてみようか』『この勉強をやってみようか』…。そんなふうに迷ったときは、『やっぱり違うとなったら、あとからキャンセルすればいいや』と、とにかくまず始めてしまうようになった。そして始めてみると、大半が『あ、早くやって良かった』になるわけ」
青年「キャンセルになることはないんですか…?」
女医「もちろんそういうこともあるけど、実際の率としてはやっぱり少ない。それに中止して、お金をソンすることがあっても、迷って時間をムダにしてしまう、という方がずっとずっと大きな損害だしね」
青年「そ、そうかもしれません…」
女医「よってあなたも、何かで迷ったときは『あとでキャンセルすればいいや!』の思考で、まずは行動してしまうことをススメるわ!」
青年「わ、分かりました…!」
今回のまとめ
○ 迷ったときは、先延ばしにするより、まずは目の前の選択肢を実行してみること。
○ 「違ってたら、あとでキャンセルすればいいや!」の思考こそが最重要!
女医「覚えておいてね!」
青年「は、はい!」
女医「あ、でも」

青年「何があったんですか」
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました!
(完)

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