依存行為は1アウトでチェンジ!?

青年「ああああ!」
女医「どうしたの?」
青年「いや、お酒好きなんですよ」
女医「地味な見た目に反して」
青年「見た目とか関係なくないですか!? どんな見た目ならお酒好きでOKなんですか!?」
女医「三国志の張飛みたいな」
青年「いませんよそんな人間! そうそう!」
女医「曹操!?」
青年「違う! 三国志トークはもういいです!」
女医「で、何? お酒が好きなの? あなたが?」
青年「いや、そもそも僕の話じゃなくて! 父の話です」
女医「あ、お父さんなら、最初からそう言ってよ」
青年「言おうとしたんですけど、張飛とか言われたから言えなかったんですよ!」
女医「で、お父さんがお酒好きで、何だって…?」
青年「はい、で、僕としては体を壊すから止めてほしいんですけど…。父は『オレはタバコも甘いものも食べていない! 酒くらいいいじゃないか!』って聞いてくれないんです」
女医「ああ…。そう話す人、多いわよね」
青年「そうなんですか?」
女医「そう。『依存は一つだけだからいいじゃないか』という理論ね。でもね、残念ながら、ダメなの」
青年「ダメ、というのは…?」
女医「臓器ってかわりが効かないじゃない。お酒で肝臓を壊してしまったら、もう死んでしまう。タバコで肺を壊してしまったら、同じく死んでしまう」
青年「うっ…」
女医「『肝臓くんがやられた! かわりに腎臓くんが頑張ればいい!』とか『肺がやられた! しかしヤツは内蔵たちの中でも最弱…!』『次は私が行こう…!』『子宮!』みたいなドラマとか無理だから」
青年「子宮がどこに行くのかの方が気になりますけどね」
女医「何にしても、臓器ってかわりが効かないから、一箇所やられるだけでダメだよね。これって依存行為でも一緒で、たとえばギャンブル依存とかであっても、それでお金を完全に失っちゃったら、やっぱり人生が取り返しつかなくなっちゃうわけじゃない」
青年「そ、そうですね…」
女医「もちろんどんな状態になっても、死ななければリカバリーできる! 私はそう信じてる! でも、特に内蔵とかはリカバリーできないこともあるから、『他の依存行為をしていないから、この依存行為だけはいいだろ』という思考はしないでほしいの。なんであっても、依存行為は人生を変えてしまうからね」
青年「わ、分かりました…!」
今回のまとめ
○ 依存行為は一つだけでも人生を変えてしまう!
○ 「他の依存をしていないから、一個くらいいいじゃないか」は危険ですよ!
青年「わ、分かりました…。でも臓器って一個しかないですよねー。どこかの臓器が二個あったりすれば無敵なんですけどね」
女医「すごい発想するわね、あなた」
青年「先生は、どの臓器が二個ほしいですか?」
女医「私?」

青年「ただの二重人格」
(完)
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

ゆうメンタルクリニックは、診察を『24時間・365日』受け付けております!
どんなお悩みも、お気軽にご相談ください。
診察を申し込む
ゆうメンタルクリニックは
全ての院が駅ほぼ0分でフリーアクセス!
お近くの院をお選びください!