誘惑に負けない!高い集中力を保ち続ける禁断の技術!~女医が教える心理学

誘惑に負けない!高い集中力を保ち続ける禁断の技術!~女医が教える心理学

 さて、皆さんは誘惑に強いでしょうか?もしくは弱いでしょうか?

誘惑というと、いかにも素敵なお姉さんやお兄さんが異性的に誘惑してくるというイメージを持つと思います。

ここでいう誘惑の概念はもっと広い意味でして、例えば勉強しなきゃいけないのにマンガを読みたくなってしまうとか、仕事をしなきゃいけないのにインターネットを見てしまいたくなるとか、もしくはもう少しお菓子食べたくなるとか、お酒やたばこを飲んだり吸ったりしたくなっちゃうとか、メールチェックをしたくなる、友達に会いたくなっちゃう、誰かと話したくなっちゃう、全て含めます。

このような誘惑はそこかしこに溢れています。
自分自身、誘惑に弱かった時期もあったのですが、最近は方式を変えて少し強くなりました。

方式を変えることによって物事への集中力が上がり、結果的に継続したり、達成したりするパワーが上がっているので、今回はそちらを紹介します。

誘惑をご褒美に変える方法!

重要なのはその誘惑を明確に溜めておくことです。

例えば、勉強中にマンガを読みたいなと思った時は、メモ帳やメモ機能、紙でも何でも良いので、「マンガ」と書いておきます。
また、仕事をしている時にメールチェックやLINEをみたいなと思ったら、「メールやLINE」と書いておくことが非常に重要だなと考えています。

これは「ご褒美」になります。

ご褒美を頭の中で思っているといつまでたっても誘惑が頭の中から離れず、結局誘惑に負けてしまったり、誘惑のことが気になって手につかなかったりします。

ですので、誘惑を明確なご褒美として紙やメモ帳に分かりやすく置いておきます。

そうすると誘惑が「ご褒美」という形で溜まっていきます。

そして、勉強や仕事にもある程度「ここまでやったらこれをやって良い」とミッションを決めておきましょう。
例えば勉強や仕事が達成したら、「この誘惑を全部やっていい」でも良いですし、「この誘惑のここからここまでやって良い」というように段階制でも良いです。
このように決めておくことによって、誘惑が頭の中にいつまでも残ることを避けることができます。
また、その誘惑は明確なご褒美として、馬における目の前のニンジンのような感じでぶら下がることによって、
「もうちょっと頑張ろう」
「終わったらここに行けるんだ」
という感じでよりパワーに繋がっていきます。

人間は、例えば勉強を真面目にやってる所に途中でカットインというか、別の所で誘惑に負けてしまうと、また元の集中力に戻すのはかなり時間が経ってしまうと言われているので、途中でカットインさせないことが重要です。

ご褒美を溜めておくことによって、後からそれをまとめてやるという形にした方がよっぽど効率が良いです。
ですので、誘惑を明確に溜めておくことを心掛けてみて下さいね。

誘惑に負けない!高い集中力を保ち続ける禁断の技術!~女医が教える心理学

少しでも参考になることがあれば幸いです。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)

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官越いやし|ゆうメンタルクリニック心療内科・精神科

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特別監修・ゆうきゆう
精神科医、心理学者。
東京大学医学部医学科を卒業後、うつ病・統合失調症・てんかん・パニック障害・社交不安障害・不眠症など多くの疾患の治療を行い、2008年よりゆうメンタルクリニックを開院。
『マンガで分かる心療内科』の他、100冊以上の著作があります。

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