絵を描きたくない人でも、描けるようになる方法。

人間は、強制には反発したくなる心理があります。
これを心理学では「認知的リアクタンス理論」と言います。
リアクタンスは抵抗のこと。
人はついつい外からの圧力に抵抗したくなるわけですね。
よく「勉強しなさいって言われたから勉強したくなくなった!」という子供がいますが、この理論から言うと、至極当然のことなのです。
これを応用しているのか、あるイラスト教習本を読んでいたら、この4コママンガそのままのアドバイスが出ていました。
「絵を描きたくない場合は、あえて絵を描くのをやめてみよう!」と。
まぁ、分からないでもありません。
この理論からすると、確かに意味がありそうです。
しかし、これって、万能ではないように思うのです。
このマンガのように、最初から絵を描く習慣が確立されていない人だと、そのまま一生やらないまま終わってしまうと思うのです。
これは勉強でも運動でも同じで、「まったくやらない」と、本気で死ぬまでやらない人が大半です。
自分から強いてアドバイスをするなら、「一秒でもいいからやる」こと。
絵なら、「一本だけでも線を引く」。
いえそれこそ「ペンを手で触ってみる」程度でもOKです。
本当に小さくてもいいのでやってみましょう。
それだけでも続けていれば、「今日はもう少し描いてみるか」ということもありえます。
ゼロは永遠にゼロですが、0.1でも積み重ねていれば、必ず大きな山になっていきます。
ぜひ!
試してみていただければ幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)
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【心理テスト】
この二人はなぜ走っている?

Aを選んだあなた
精神的にややストレスが強い状態のようです。
あなた自身も普段の生活で、何かから逃げたいと思っていたり、恐怖を感じていたりするかもしれません。
あまりに強いようであれば、メンタルクリニックの受診も考えてみましょう。
Bを選んだあなた
とても平和な答えを選んだあなた。
とても素敵な相手に恵まれているか、幸せな生活を送っていると考えられます。
ただ、好事魔多しとも言います。
平和が続きすぎると、突然にアクシデントが起こったときに対応しづらくなるリスクもあります。気をつけましょう。
Cを選んだあなた
あなたは今、何かの目的に向かって頑張っている人と考えられます。
日々努力や行動を惜しまず、常に「自分はもっとこう変わるんだ!」と考えているかもしれません。
非常にストレスには強いタイプだと考えられます。
ただ夢破れたときに、ポキンと心が折れてしまうリスクもあります。気をつけましょう。
Dを選んだあなた
あなたが男性なら、女性に嫌がられた記憶が強いかもしれません。
また女性なら、男性の強引な振る舞いで、ショックを抱いた可能性があるかもしれません。
もし今、相手とうまく行っていないのなら、一緒の時間を増やしたりしてみましょう。
もし過去のことで忘れられないショックが強ければ、メンタルクリニックの受診を考えてみるのも手です。

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